女子美術大学との産学共同研究を実施のお知らせ

  • 女子美術大学との産学共同研究を実施のお知らせ

グラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:権藤 嘉江⼦)は、女子美術大学と2022年7月~2023年1月の期間で、産学共同研究を実施したことをお知らせいたします。

本研究は、弊社の主力製品であるAquaKote(アクアコート)の板紙を使用した飲料向けマルチパックについて、新たなグラフィックデザインの提案とマルチパックの2次利用の可能性について研究をしました。

【研究概要について】
本研究には、女子美術大学芸術学部の学科・専攻を超えた7名の3年生が参加し、同大学芸術学部 松本博子(まつもと ひろこ)教授の指導のもと、既存のマルチパックのグラフィックデザインとマルチパックの2次利用について様々な視点から考察を行い、試行錯誤しながら作品を作成し、最終的に当社にて成果発表をするという流れで実施致しました。現在市場に流通しているパッケージ形状(ビール6缶用、PETボトル用、レトルトご飯用マルチパック)のグラフィックデザインにつき、市場・ユーザー・デザインのトレンドを分析し、新たなデザインを考察しました。また、そのパッケージが消費者に届いた後の2次利用についてもサステナビリティの観点から研究を行いました。

【研究成果の作品について】
研究の成果は、1月末に最終発表という形で当社にてプレゼンテーションが行われました。どの作品もユニークな魅力あるデザインでの提案になり、マルチパック商品提案時にも使用を検討したいと考えています。マルチパックの2次利用についても、柔軟な発想から思いがけない提案があり、個別の商品としても十分魅力のある提案がありました。
本作品に関して、2023年3月7日に開催いたしました『FOODEX JAPAN 2023 -第48会 国際食品・飲料展-』にて展示し、来場者からの関心も高い状況でした。改めまして、当社としても新たな気づき・発見のある非常に良い共同研究となりました。

2023年度も⼤学や研究機関等と連携し、イノベーティブな商品や環境に配慮した商品の実⽤化に向けた事業活動を行い、より⼀層の社会貢献を⽬指してまいります。